減衰振動波試験器 低周波減衰振動波試験器(減衰振動波イミュニティ試験) SWCS-900 series
減衰振動波試験器は、スイッチなどの開閉器がON/OFF時に発生する繰返しの速い高周波のノイズを模擬して発生し、電子・電気機器の耐性を評価する試験器です。SWCS-900-1Mは電力規格B-402(2007)およびIEC 61000-4-18(Ed.1.0)規格に準拠した試験を行うことができます。

特徴
- IEC 61000-4-18(2006)規格に準拠した試験ができます。
- 最大3kVの電圧を出力し、余裕のある試験ができます。
- タッチパネルの採用で視認性に優れた設定画面。
- 試験器内部でコモンモード/ノーマルモードの切替えや、印加相の切替ができます。
- 電源ラインCDN(AC240V/DC125V 20A)を内蔵しています。
- 大容量CDNを組み合わせることができます。(オプション)
■出力波形イメージ
■ソフトウェア操作画面(イメージ)
詳細仕様
■仕様
項 目 | SWCS-900-1M 仕 様 | SWCS-900-100k 仕 様 |
---|---|---|
出力波形 | 低周波減衰振動波(Slow Damped Oscillatory Wave)フローティング出力 | |
出力電圧 | 250V ~ 3000V ±10% 1Vステップ | |
短絡電流 | 1.25A ~ 15A±20% | |
発振周波数 | 1MHz±10% | 100kHz±10% |
繰返し周波数 | 400 / 480 Hz±1% 400Hz=8回/商用周波数50Hzの1周期(非同期) 480Hz=9.6回/商用周波数50Hzの1周期(非同期) 400Hz=6.7回/商用周波数60Hzの1周期(非同期) 480Hz=8回/商用周波数60Hzの1周期(非同期) | 40 / 48 Hz±1% 40Hz=8回/商用周波数50Hzの1周期(非同期) 48Hz=9.6回/商用周波数50Hzの1周期(非同期) 40Hz=6.7回/商用周波数60Hzの1周期(非同期) 48Hz=8回/商用周波数60Hzの1周期(非同期) |
電圧波形減衰率 | 第5ピークは第1ピークの50%超、第10ピークは第1ピークの50%未満(第3.5から第5.5周期の間でピーク値の50%) | |
立上り時間 | 75ns ±20%(10%-90%間) | |
出力インピーダンス | 200Ω±20% | |
出力極性 | 正極性、または負極性 | |
印加時間 | 1s ~ 999s ±0.05s(1sステップ)及び連続 | |
結合コンデンサ | 0.5µF±20% | |
CDN電源容量 | 単相/三相AC240V20A もしくはDC125V20A | |
印加相 | ノーマルモード L1 / L2 / L3 / N相間 コモンモード L1 / L2 / L3 / N相-PE間、L1,L2,L3相同時印加-PE間、L1,L2,L3,N相同時印加-PE間 | |
減結合コイル | 1.5mH以下 | |
駆動電源 | AC100V~240V ±10% 50/60Hz | |
消費電力 | 150VA 以下 | |
動作温度範囲 | 15℃~35℃ | |
外形寸法 | (W)430mm×(H)515mm×(D)500mm(突起部を含まず) | |
重量 | 約 53 kg |
■添付品
商品名 | 数 量 |
---|---|
ACコード | 1本 |
機器電源用予備ヒューズ | 2本 |
EUTライン予備用ヒューズ | 4本 |
波形確認用冶具(200Ω終端抵抗+編組線 40cm) | 1式 |
取扱説明書 | 1冊 |
添付品用バッグ | 1個 |
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